2007年12月31日

コミセン夢千夜「くもりなき」 その23

あーずいぶん日が過ぎてしまいました。
今年最後の市民演劇の稽古は12月26日(水)にありました。
今日はもう大晦日なので5日も前になっちゃいました。
でも書いておこーぅ!

この日は「くもりなき」の脚本家明神慈さんはじめ
多くの見学者さんがいらっしゃいました。
大半は前回の市民演劇コミセン夢千夜第2章「サンクチュアリ」に関わった方々。
その他そのお友達や演劇をしていて今回のくもりなきのテーマのひとつ認知症に
興味をお持ちの方などなど様々な方たちでした。



前々からこの日は明神さんも来るので
通し稽古のような形で行くと聞いていたので
私も緊張感を持って稽古に望みました。
他のメンバーたちで昨年のサンクチュアリに参加経験のある人達は
明神さんの厳しさを知っていたせいか
それゆえに緊張していたとも言っていました。

何はともあれ稽古開始!
この芝居は1幕1場で暗転などの切れ目のない芝居なので
稽古用に0~17までのシーンナンバーが振られています。
通し稽古となるとこの幾つかのシーンに関係なく
流して進んでいくのですが
演出のGOさん、止める止める。
まずシーン3の前で止める。
そして最初から繰り返し。
続いてシーン3から初めて
シーン4の前で止める。
シーン3も繰り返して
シーン4に入ったと思ったら
少し流して今度はシーン7の前で止める。
その後シーン5やシーン6から繰り返して
結局シーン7の前でタイムアウト終了!
全然通しじゃないじゃ~ん。普通じゃ~ん。
気合い入れてたのにぃ~

でもあとで思いました。
これは演出のGOさんの策略ではないかと。。
もちろん場を返さざるを得ないほどひどかったのかも知れませんが
さわりしか見せないという策略。そんな感じがしました。

その後見学者の感想と明神さんのお話を聞きました。
明神さんはポかリン記憶舎という劇団を主宰されていて
劇作家であり演出家でもあります。
劇作では戯曲賞を取られたほどの才能をお持ちの方です。
お話では前日にとある高校演劇祭の審査委員長を務めてこられ
辛い劇評をしてきたと厳しい表情で話し始め
みんなそれでなくても緊張してるだろうに
もっと緊張が高まる雰囲気になっていってました。
我々の市民演劇の稽古を見ての感想も
とても辛口なものでした。
まあ叱咤激励なのかもしれませんが
感じたのは、さすが力のある演出家なんだなってこと。

でも私はとても残念に思いました。
確かに演出家としての能力も高い方なのでしょうが
この日は「くもりなき」の劇作家として来られたわけで
私はその作家としてのこの脚本に対する思いのようなものを
聞かせて頂けるのかなと思っていたので
そうではない演出家的な言葉に終始したことが残念だったです。

市民演劇に参加しているメンバーは
演劇初体験の人もいるので
明神さんのような演出家的意見はとても勉強になるし
ありがたいのかもしれません。
まあ、じゃあ私がどれだけのモノかといっても
大したモノではありませんが
演出は梶原剛という人がそこにいて
演じる役者もそこにいて
せっかく作家が加わって
三位一体となるならば
できれば脚本家としての思いを伝えて欲しかったなぁと…。

そんな残念な気持ちになった今年最後の稽古でした。



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